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日々全力投球

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妄想と煙草で生きてますっ!!!(駄目人間めっ!!!)
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今週はジャ○プの発売日ですよねぇええぇぇぇぇええぇぇえ!?
何処に行っても、一冊も無いんですが。これどう言う事だおい。
シフト上の関係で仕事上がるのが22時以降なんで、本屋大抵閉まってるんでコンビニ行くんですが、三軒回って全滅。
イジメ?これイジメ?
明日別のコンビニ回ってやるよコンチクショーが!!
合併号の後のは、ホント直ぐに無くなるなぁもぉ・・・。
今夜はいじけながら寝ます'`ィ(T∀T*∩

そして、何か収拾本気で付かない気がして来たよコレ・・・。
後、最低でも7キャラ出すつもりなんですが・・・途中で誰かの扱い空気になりそうです。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \






今この手に刀があれば、きっと迷い無く腹を掻っ捌いてそうな自分に涙が出て来た・・・。





力の限り逃げましょう!!その二





「し・・・じゃなかったわ、八恵(やえ)ちゃん。何処から行きましょうか?」

にっこり笑って姉上が振り返る。
聞き慣れない名前を僕に向かって投げ掛けながら。

「姉・・・じゃなかった、姉様(ねぇさま)の好きな所からで、良い、です・・・」

何時も通り姉上と呼びかけたら、何かどす黒いオーラを感じて慌てて言い直す。
一瞬だけ顔を上げて、直ぐに周りから見えないように再び俯いて、本気で泣きたくなった。
ぼんやりとした視界は、瞳に涙の膜が張ってるだけじゃなくて、ある意味命綱と言える長年の相棒・・・早い話が眼鏡を掛けていないせい・・・。
僕の目は、お手上げだと言う程までは悪くない。
眼鏡を掛けて無くてもある程度支障無く歩ける。
でも、さすがに幾らか離れた人の顔を判別する事は難しい。
それなのに、何故眼鏡を掛けていないのか?
答えは簡単。姉上に人質ならぬ物質(ものじち)として奪われているから・・・。
はぁっと知らず知らず溜息が零れる。
今、僕は・・・16歳の男子に相応しくない格好・・・。
今日の姉上が着ている薄紅色の生地に、それよりも薄い桜の花の模様が染め抜かれた着物に良く似た女物の着物を着ている。
姉上と違う所があるとすれば、姉上は足元までちゃんと裾の届く着物であるのに対して、僕のは・・・膝上10㎝の裾の短い着物・・・。
何時もは袴で覆われている足が剥き出しで、何だか心許なくて軽く裾を引っ張った。
男の足を剥き出しにするなんて、公害以外の何者でもありませんよ!姉上ぇええぇえ!!
きっと見苦しいのだろう、擦れ違う人の視線が痛い。
うぅっと小さく唸って、首と肩を竦めると、情けないと思いながらも姉上の影に隠れた。
万が一はぐれでもしたら大変だと、そろそろと手を伸ばすときゅっと姉上の着物の袂を握らせて貰った。





くっと、微かに袂を引かれてそっとそちらに視線を向ければ、耳まで真っ赤にして俯く新ちゃんの姿。
周りから少しでも身を隠そうと言うのか、首と肩を竦めて、何時もはしゃんっと伸ばしている背を怯えたように丸くしていた。
その姿は、内気で引っ込み思案な妹が姉に縋っているようにしか見えなくて、ふふっと小さく笑う。
ちょうど信号が赤になったので立ち止まって、じっくりと新ちゃんを眺める。
我ながら良い出来たと、自画自賛。
だって、本当に可愛いんですもの。
短い髪のままだと、目敏いあの野郎共に直ぐ気付かれると思ってウィッグを被せた。
肩よりホンの少し長いそれに、薄紫色をした紫陽花の花飾り。
顔は、元々色白だし無駄に塗りたくる事はせずに薄化粧。
口唇は元の紅を引き立てる為にグロスだけ。
着物は自分と良く似た柄だけでも、すらっとした足を強調する為に膝上丈の物を選んだ。
其処のクソ野郎。

いやらしい目で見てんじゃねぇぞ!ゴラァアアアァァア!!

ニヤケ面で新ちゃんの足を舐めるように眺めていた男は、視線で瞬殺。
一昨日きやがりなさいな。
本当は、写真を満足するまで撮った後、直ぐに着替えさせて冗談よと笑って何時もの格好で一緒に買物に行くつもりだったの。
でも・・・。

可愛い新ちゃんを見せびらかしたくなったので、そのまま買物に出る事に決めた。

門を出た時、今にも泣きそうにあの大きな黒い瞳を潤ませる新ちゃん・・・。
本当に可愛かったわぁ・・・。
うっとりと目を細めると、信号が青に変わった。

「行くわよ、八恵ちゃん」
「あ、はい・・・」

俯いていて、信号が変わった事にも気付いていなかった新ちゃんを呼び慣れない名前で呼ぶ。
これは、私が急遽考えた名前。
だって、私が今の姿の新ちゃんを『新ちゃん』と呼べば、私と新ちゃんの関係を知ってる人間には速攻でばれる。
絶対ばれない筈が無いと・・・嫌だけど確信出来て、それでも少しでも長くばれない為の苦肉の策。
そんな無理な策を講じる位なら、着替えさせて下さい!っと言われたのは記憶の彼方に葬り去って置く。
だって、これはちょっとした仕返しても兼ねているんですもの。
仕事柄、昼夜逆転の生活を余儀無くされいるので、新ちゃんと顔を合わせるのは朝食の時位だけ。
その時だって、銀さんが神楽ちゃんが新撰組の皆さんが・・・って、楽しそうに話す新ちゃん。
仕方がないって分かってるけど、姉上は嫉妬してるのよ?
でもね、これにはもっと重要な意味があるの。
新ちゃんを狙う不届き者共を根こそぎ燻り出すって言うね。

一掃してくれるわ。

と、新ちゃんには見えないようにこっそり黒い笑みを浮かべてみた。










後書き

えーっと・・・お妙姉さんがちょっと危ない人っぽくなってますが・・・あえてスルーで!
スルーでお願いします!!
行き成りキャラ崩壊ですかコンチクショー(´;ェ;`)ウゥ・・・。
今回は、新八の女装姿を出来るだけ思い描いて頂けるように、大人しい感じの文になってますが・・・。
そろそろ喧しくなります。
あちこちで叫び捲くります!(*゚▽゚)・∵. ガハ!

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