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日々全力投球

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妄想と煙草で生きてますっ!!!(駄目人間めっ!!!)
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タイトルのセンスの無さに目の前が霞むぜコンチクショー( ´△`)アァ-
そんな訳で、昨日の宣言通り連載開始します!!
これ、なるべくオールキャラ目指してるんで、何話になるか不明です。
収拾付けられるんかねぇ・・・ ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
とりあえず、攘夷四人組は出ます!攘夷四人組大好きですよ!!
道はそれぞれ違えてしまったけど、そう言う事を抜きにした時、イイ年した野郎共が馬鹿騒ぎしてればいいんだよ!コノヤロー!!(愛)
まぁ、そう言うのは後々書いて行こうと思います。

今日のはプロローグ的な物です。
これ読んで、あ、無理、ついてけねぇよ!馬鹿ぁああぁぁああ!!って思ったら、まとも(?)な連載が始まるのお待ち下さい(*゚▽゚)・∵. ガハ!






じりりっと後ろに下がると、もう逃げ場無いぞ?と言うように、壁が背中に当たる。
響いた衝撃に、思わずひっと悲鳴を上げると、目の前の人物が獲物を牙に掛けたようににやりと笑った・・・。





力の限り逃げましょう!!その一





「あ、銀さん。明日お休みさせて貰っていいですか?」

家事の合間に挟んだ休憩中、当然の如くソファに転がってジャンプを読み耽る上司に声を掛ければ、あー?っとダルそうな声を上げて此方を見た。
ってか、そんなにダラダラ出来る時間があるなら、仕事の一つでも取って来いよ!アンタは!!

「何で?」
「今日と明日、姉上がお仕事お休みなんで明日一緒に買物に行こうって誘われたんです」

お店の内装を変えると言う事で、お店自体が丸々二日間お休みになったらしい。
最近は、お店が忙しくて中々お休みが取れず、仕事帰りの姉上と一緒に朝食をする時位にしか顔を合わせる事が出来ていなかった。
其処で降って湧いたお休み、偶には姉弟水入らずでお買物にでも行きましょうと誘われた。
今日は一日ゆっくり過ごして、明日丸一日買物やらに出掛ける予定だ。
荷物持ちにされるだろうが、偶には良いと思って頷いて置いた。
どうせ・・・万事屋に仕事の依頼なんか来ないだろうし。

「銀さん達の飯どうすんのよ?」
「僕の記憶が確かなら、明日はアンタが当番だコノヤロー」

そうだっけ?っとしれっと言う銀さんに、手に持った湯飲みを投げ付けたい衝動に駆られても仕方ないと思う。
そもそも、当番なんてあってないような物だ。
銀さんは僕らが来るまで一人で暮らして来ただけあって、そこそこの料理は作れる。
ただ、自分が糖尿寸前だと言うのに砂糖を大量に使うのだ、この人は。
結局、身体に悪いからと僕が作る。
神楽ちゃんが作るとなると、ふりかけご飯か卵かけご飯。
悪いとは思わないが、三食それとなればさすがに一日に摂取するべき栄養が摂れないので、やっぱり僕が作る事になる。
まぁ・・・料理するの嫌いじゃないから別に良いんだけどね。
二人とも美味しいって言って食べてくれるし。

「掃除はどうすんのよ?」
「一日掃除しなかっただけで人が住めなくなる程汚す気ですか、アンタ」
「洗濯は?」
「一日分の洗濯物なんてたかが知れてるでしょうが。ってか、自分でやる気一切無しですか!?」
「だってぇ~」

だってぇ~とか言うな!そもそも!!此処はアンタの家で、僕は従業員なんだから率先してアンタがやるべきじゃないんですか!?
と、喉まで出かかった言葉は、続いた銀さんの言葉で音にならなかった。

「新八が作った飯が食いたい。新八が掃除した部屋で過ごしたい。新八が洗濯した物が着たい。新八がしてくんないと、どれも嬉しくないんだもん」

年甲斐もなく口唇をアヒルのように尖らせた銀さんに、ぽかんと間抜けな表情を向ける。
それは、あれか。
僕が今までしてる事、ただ楽だとか思ってたんじゃなくて、嬉しいとか思ってたんですか?
何か、この人・・・恥ずかしいなぁ!もぉ!!

「と、とにかく!明日一日だけなんですから、お休み下さい!!」
「え~」
「掃除も洗濯も別にしなくて良いです。朝食も、今日帰る前に作って置きますから、明日の朝温めて食べて下さい。それで文句ないですよね?」

これで文句言うようなら、問答無用で湯飲みを投げ付けてやると銀さんを睨めば、ただでさえ奔放に跳ねる癖毛をさらに跳ねさすようにガシガシと掻きながら起き上がる。
何時も通りの眠そうなやる気の無い表情は変わらないのに、それに幾らかの不満が混ざってた。
文句言う気かコラァ。

「わぁったよ、明日休みやる」
「え?」

来るなら倍返しにしてやると構えていた所で、あっさりと了承されて目を瞬かせる。

「そん代わり、明後日は此処に泊まれよ新八」
「へ?」
「だぁから。明日一日休むんだから、明後日はずっと此処に居んの」

分かった?と首を傾げられて、それに対して何て言って分からずに口を閉じた。

「それが駄目っつうなら、休みやんねぇ」

ってか、今日は帰してやんねぇと、拗ねた子供のようにそっぽを向く。
いや・・・これは拗ねたようにじゃなくて、拗ねてるんだ。

「分かりました。明後日は万事屋に泊まりますね」

何だか可笑しくなって噴出しそうになるのを堪えながらそう言えば、おうっと満足そうな返事が返って来た。





それが、昨日の午後の話しだ。
今日は、姉上と買物に行く日。
そして・・・何故か僕は、姉上によって壁際に追い詰められていた。
え?これどう言う状況?

「あ、あの・・・姉上?すみません、さっきの言葉もう一度言って貰えますか?」

だらだらと冷や汗を流しながら、つい先程姉上の口から零れた言葉を聞き返す。
はっきり言おう。僕の中でつい先程放たれた言葉は無かった事になっている。
ので、聞き返した。

「嫌だわ新ちゃん。姉上の話しはちゃんと聞かなくちゃ駄目でしょ?」

ふふっと笑う姉上は、弟の僕から見ても綺麗だ。シスコンですよ!?悪いか!
でも、今はその綺麗な笑みが恐ろしい。
背後には般若の姿は見えないし、寧ろ・・・花が舞ってるように見える。
なのに、この恐怖は何?
って言うかすみません、姉上。出来たらもう一度聞きたくないです!

「今日の新ちゃんは、弟じゃなくてになって一緒にお買物に行くのよ」

分かった?と、さらに笑みを深めてずいっと一歩踏み出した姉上の右手には・・・女物の着物。

「いやぁぁぁああぁぁぁあぁああぁぁあ!!」

まだ朝と言える時刻に、僕の心の底からの絶叫が響き渡った・・・。










後書き

あー・・・ついにやっちまいます、女装新八総受けネタ。
ちなみに、今回はまだ銀さんと新八出来てないです。銀さんは新八大好きですが!
ずっと○→→→新のターン!!。゚( ゚^∀^゚)゚。
いや・・・もう・・・どうなるんだろう、コレ≧(´▽`)≦アハハハ

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