日々全力投球
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個人の意思って何?
しかも、一回全員家に戻って、電車やら家族に送って貰うやらして全員飲める状態に。
見事なカオスっぷりでした。
飲めない訳じゃないって言うか、そこそこは強いんですけども・・・。
さすがに焼酎ロックで5杯連続は無理だ。
最後はもうあんま覚えてません(爆死)
んで、そんな無茶な飲み方したんで、帰ってから速攻バタンですil||li _| ̄|○ il||li
気付いたら、風呂も入らずに朝を迎えました。
起きたら酒臭っ!!!!!(爆)
久々に酒飲んで潰れましたよ ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
7月22日:23時
7月23日:21時・22時
拍手 ( ̄(エ) ̄)ノ” ++ありがとうございます♪++
メルフォ返信:海渓紫雲様
坂田家未来小説ご覧下さってありがとうございまーっす!!!
冒頭で『え、とうとう銀さん、新ちゃんに見限られて…』と思われそうになりましたか(笑)
狙い通り!!!!!(おい)
まぁ、実際新ちゃんが出て行ってたら・・・閃時も蓮華もその時点で坂田家にはおりません(爆死)
あれですねぇ・・・場面が坂田家じゃなかったら危険でしたね!!(笑)
志村姉弟のヒエラルキーは何年・何十年過ぎても覆される事はないでしょう☆
銀さんの立つ瀬は元々ありません!!!!!'`ィ(゚∀゚*∩(鬼)
さて、本日は短いですけど拍手お礼小説変更しました☆
短くて申し訳ないですo( _ _ )o ショボーン
6月27日~7月24日掲載
どうかどうか・・・。
「ねぇ銀ちゃん」
「んぁ?」
新八も帰宅して、二人並んでぼんやりと面白いのか面白くないのか、何とも微妙な番組を見ている途中、ふと神楽が銀時を呼んだ。
ちらりと視線を向ければ、神楽はソファの上に両足を折り畳むようにして引き上げて、立てた膝の上にちょこりと顎を置いている。
普段良く見かける姿勢ではあるが、何故だか銀時に目には、迷子になって途方に暮れる幼い子供の姿に見えた。
ソファの背凭れの後ろに垂らしていた右腕を持ち上げると、ぽすりと音を立てて大きな掌で小さな桃色の頭を覆う。
わしわしと少し乱暴に撫でれば、むーっと不満そうに唸りながらもその手を振り払う事はしない。
「新八、どんどん綺麗になってくネ・・・」
ポツリと零された言葉に、銀時は神楽の頭を撫で繰り回していた手を思わず止めた。
緩慢な瞬きを繰り返して、そうかぁ~?と気の無い返事を返す。
最後にポンっと軽く頭を叩いて手を下ろせば、神楽は真っ直ぐに銀時の横顔を見上げた。
「銀ちゃん、嘘吐きアル」
「何がよ?」
「銀ちゃんも気付いてるはずネ。新八、どんどん綺麗になってるヨ」
「ばーか。新八は相変わらず地味なダメガネじゃねぇか」
ないないと片手を振れば、その手をがしりと掴まれて無理矢理目を合わされて、銀時は微かに眉間に皺を寄せる。
だが・・・無理にその手を取り返そうとしなかったのは、何処までも真っ直ぐに覗き込んで来る青い瞳が揺れていたせいだ・・・。
「時々遠くを見るネ。洗濯物畳んでる時とか、一緒に買物に行った時の帰りとか、ふって此処じゃない何処か違う所見てる事がアルね」
銀時は黙って吐き出される言葉を聞いた。
「そんな時の新八、すごくすごく綺麗ヨ。ねぇ銀ちゃん?新八はそんな時何処を見てるアルか?誰を想ってるアルか?」
その小さな胸の中に溜め込んでいた感情を全て吐き出すように、神楽は銀時に問う。
「私、怖いネ。きっと新八はこれからも綺麗になるヨ。もっともっと綺麗になったら、新八・・・居なくなりそうアル・・・」
一通り吐き出し終わったのか、神楽ははぁっとまだ幼い容姿に似合わない深い深い溜息を零した。
「俺は新八じゃねぇから分かんねぇよ。アイツが何処を見て、誰を想ってるか何て。けど、一つだけ分かんのは、新八は何処にも行きゃあしねぇって事だけだ」
「どうしてそう言い切れるネ?」
「自分で言ったんだ。ずっと此処に・・・万事屋に居るってよ」
「違うネ!そう言う事じゃないヨ!!」
銀時の言葉に、神楽は首を振ると掴んでいた手を離す。
どうして分かってくれないのだと、駄々を捏ねる幼児のように四肢をバタつかせた。
「遠くを見る時の新八の瞳は、寂しそうだけど幸せそうで優しいネ!あの瞳は、私と銀ちゃんと定春に向ける時の瞳ヨ!!」
「神楽」
「嫌ヨ!新八は私達の新八ネ!!他の誰かに渡す何て絶対嫌ヨ!!!」
「神楽!!」
押さえ切れなくなったのか、ボタボタと涙を流して暴れる神楽を強く呼んで、銀時は咄嗟に小さな身体を抱き込んだ。
突然の拘束を嫌がってさらに暴れた神楽だったが、ぐっと銀時が両腕に力を込めれば次第に大人しくなり、銀時の胸元のシャツを握り締めるとしゃくり上げ始める。
「落ち着け、神楽。大丈夫だから」
「ヤーヨ・・・新八いなくなるの、ヤーヨ・・・」
「心配すんな。新八は何処にも行かねぇよ。な?」
ポンポンとリズムを付けて背中を叩きながら、あやすように言葉を紡ぐ。
その言葉は、神楽へ向けてなのか自分に向けてなのか、銀時自身分からなかった。
「もういいから、今日は寝ちまえ神楽」
感情の急激な高ぶりに疲れたのか、グスグスと鼻を鳴らしながら神楽は素直に頷く。
銀時の左胸から聞こえる心音と、一定の間隔で背を叩いてくれる大きな掌に、神楽は次第にまどろみ始め、暫くすると落ち着いた寝息を零した。
「くぅ~ん」
銀時と神楽のやりとりを、大きな身体を縮こませて部屋の隅で聞いていた定春がのそりと起き上がって傍に寄って来たかと思うと、何処か心細そうな鳴き声を上げた。
「オメェも心配すんなって。大丈夫だからよ」
ポンポンとふわふわの毛で覆われた頭を叩いてやれば、わふっと定春は小さく鳴く。
それから、主の頬を濡らす涙をペロリと舐め取ると、また部屋の隅で丸くなった。
それを見届けると、銀時は細く長い息をゆっくりと吐き出す。
神楽がどんどん新八が綺麗になると言った時に、表面には出さなかった物の、銀時は内心ギクリとしていた。
それは、銀時も薄々と気付いていた事だ。
誰かを想うが故に、綺麗になっていく新八に神楽は怯えた。そして、銀時も・・・。
何時か、その誰かの元へと去って行くのではないか、と。
新八・・・。
音にしない声で囁いて、銀時も両の瞼をそっと下ろした・・・。
どうか、どうか、愛し恋しき君よ。
これ以上綺麗にならないで。
伸ばす手が届かなくなってしまうから・・・。
新八に夢見隊 隊員募集中!!!!!(馬鹿)