日々全力投球
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やぁっと続きが上げられる・・・っ!!
これ書いてて分かった事は・・・。
私に長編ギャグは不可能だ。
と、言う事。
短編ですらまともなギャグになってないのに、それをさらに長編とか無理。
自分の力量をはっきりと分かってよかったと思いました(作文!?)
や、だかと言って今回で終わった訳じゃないんですけどね!!!(爆死)
最後は何か、無理矢理終わらせそうですil||li _| ̄|○ il||li
せっかくの女装を生かし切れないとか、ホント・・・馬鹿ぁぁぁあぁあ!!。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!
あ、そうそう。
カテゴリーの所を見て頂くと分かり易いのですが、何かこれから長編物が増えそうな感じなので・・・。
カテゴリーに長編タイトルでに分ける事にしました。
必ず完結させますが、その間に別の物をスタートさせたりしそうな感じなので・・・≧(´▽`)≦アハハハ
一つ完結させてから次のヤツに取り掛かるべきなんですが・・・。
そうすると、モチベーションが下がりっぱなしになる事に気付きましたil||li _| ̄|○ il||li
ので、近々別の連載始まるかもしれません・・・。
勝手気ままで申し訳ないですが、お付き合い下さるとありがたいです(´・ω・`)ションボリ
そっとしてけってんだコノヤロー!!!!!
力の限り逃げましょう!! その六
にやんと笑って振り返った銀さんに、たらりと冷や汗が流れる。
土方さんと沖田さんが来た時も焦ったけど、頭の何処かでばれずに何とかなると思ってた。
でも・・・銀さんが現れた時点で絶対駄目だって分かってた。
この人は妙に勘が鋭い上に僕は今日姉上と買い物に行く為に休みを貰っているし、何より・・・親類とは絶縁状態である事を知ってる。
そこから、例え遠縁であろうと親類の娘が姉上と一緒出に居る訳ないと結論を出した筈だ。
おまけに・・・僕がまだ小さい頃、妹が欲しかった姉上に時折女装させらている事も知っている・・・。
最悪だ。
何を言おうと、銀さんの中で姉上の背中に隠れているのは僕と言う方程式は崩れない。
間違ってないだけにどうしようもないよぉおぉおお!!!
「ほ~ら、諦めて出て来いよ。新ちゃ~ん」
顔を見なくても分かる。
絶対面白がってるこの人!!
人の悪い笑みを浮かべてんだよ絶対!!
誰が顔を出すものか!と、僕はさらに姉上の背中に額を押し当てて顔を隠す。
顔を出した瞬間に大笑いされつつ馬鹿にされるに決ってる!!!
それが分かってて顔を出せる訳ねぇだろうがぁあぁあああぁあ!!!
「なぁ新ちゃ~ん」
「近付くんじゃねぇよ。このクソ天パ」
妙な猫撫で声の銀さんに被さるように、地を這うような低い声が姉上から発せられた。
僕に向かってじゃないのに、ゾワッと背筋に冷たい物が走る。
それと同時、急に姉上が動いてあわあわと慌てながらホンの少しだけ離れた背中を追いかけた。
直後に、ビュンッと風を切るような音が聞こえたんだけど・・・。
「ちょっ!おぃいいぃいいぃいいいぃいい!!お妙!!!その薙刀どっから取り出した!?」
「女は何時でも武装してるものよ、腐れ天パ野郎」
何の音だったんだろうって首を傾げたら、銀さんの叫びで答えが分かった。
そろりと視線を動かしたら、姉上の腰元辺りから、愛用の薙刀の石突き部分が背中側に突き出ている。
銀さんの言葉じゃないけど・・・。
ホント、どっから取り出したんですか姉上。
・・・いや、今はどうでも良いや。
この場を何とか出来たらそれでもう良いや。
軽く現実逃避しつつ、成り行きを見守る。
「ホント、危ねぇなぁ・・・ってか、もうバレてんだから良いじゃん。そのカッコで銀さんとデートしよ☆」
へらりとした銀さんの発言に、ぴくりと米神の辺りがひくつく。
嫌がらせにも程がある!と叫び掛けた所で、ドン!っと重い音が響いた。
どうやら、姉上が持っていた薙刀をぶんっと回して、石突きで地面を思いっきり突いたらしい。
「誰の許しを得てデートに誘ってんだ?あ?」
恐いけど頼もしいです!姉上!!
まぁ、原因は貴女ですけどね。
とは、さすがに言えず、姉上が銀さんを追い払ってくれる事に期待する。
銀さんが消えたら、絶対家に帰る。帰らせて下さい!お願いします!!
「言っとくけど、今日の銀さん簡単には引かないよ?」
何でそんな誇らし気?
引けよ!帰れよ!!ってか、何で煌きモード入ってんのこのオッサン!!!
普段通り死んだ魚のような目になってれば良いじゃん!!
どんだけ僕を揶揄いたいのアンタ!!!
「どうしてもですか?」
「どうしても。今の新ちゃんとデートする為なら、銀さん煌きモード爆発させちゃうよ?」
だから何で?
もう、ホント訳分かんないこの人。
どうしよう・・・姉上が銀さんの気を引いてる内に帰っちゃおうか・・・。
眼鏡ないからちょっと不安だけど、昼で明るいから障害物の有無ははっきり分かるから何とかなるし・・・。
そう決意して後はタイミングを見計らって逃げる準備をしていると、姉上の口から衝撃的な一言。
「なら、新ちゃんを捕まえてごらんなさい。そしたら、デートする事を許してあげます」
「ちょぉぉおおおぉおお!!何言ってんですかぁぁぁぁあああ!!!」
余りにも衝撃的過ぎて、思わず突っ込む。
あぁ・・・今までの努力が水の泡だよコレ・・・。
何て、悲観に暮れる暇も無く・・・。
「「「「「「その提案乗ったぁああぁあっぁぁあ!!!!!!」」」」」」
六人分の雄叫びが聞こえた。
・・・・・。
六人分?
えぇぇぇえぇぇええぇぇぇえ!?
可笑しいよね!?コレ、可笑しいよね!?
六人分って何!?
今まで必死で隠していた顔を上げて目を凝らすと、何時の間にか銀さんの周りに人が増え・・・。
何で増殖してんのコレ。
「いやぁぁぁあああぁぁぁあああぁぁぁあ!!!!!」
増殖したのが誰なのか確認する余裕も無く、今の姿を見られた事に気付いて僕は脱兎の如くその場から逃げ出した・・・。
後書き
本当はもっと長くするつもりだったんですが・・・。
この後の展開で修正する場所を幾つか発見した+異常なまでに長くなったので分けました・・・il||li _| ̄|○ il||li
ぬぅっ!思う通りに進まない上に何かやっつけ仕事的な感じになって来た!!(爆死)
後少し、お付き合い下さい(*゚▽゚)・∵. ガハ!
明日こそは!!! << | HOME | >> 力の限り逃げましょう!! その七 |