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日々全力投球

日々全力投球

妄想と煙草で生きてますっ!!!(駄目人間めっ!!!)
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久しぶりに小説が上げられる・・・っ!!ウゥゥ。。。(ノ^T)
ホント、日常の会話で誤魔化しててすませんっ!!(おい)
お待たせしてる癖に、ギャグになりきれてません・・・il||li _| ̄|○ il||li
ギャグって、ホント難しいです。
テンポとか、言い回しとか・・・。
特に、文字にすると描写も入れないといけないので、無駄な言葉が増えたりします。私は。
奥が深いですよぉおぉおお・・・( ´△`)アァ-

5月23日:0時・1時・10時・22時 拍手O(-人-)O アリガタヤ・・www

1時台にコメント下さった方へ

コメント返信不要とありましたが、基本的にコメントは返信させて頂いております!'`ィ(゚∀゚*∩
だって嬉しいから!!!(分かったから落ち着け)
雑事まで目を通して下さってありがとうございます☆
ちなみに、Dは幼馴染み姉弟の弟ですので一応他人です(笑)
でも、付き合いがもう・・・生きてる半分以上あるので義姉弟みたいなもんですが(爆)
総受け小説への応援ありがとうございます!頑張ります!!゚+.(ノ。・ω・)ノ*.オオォォ☆゚・:*☆






楽しい事になりそうじゃね?





力の限り逃げましょう!! その五





寝起き早々一悶着はあったが、朝飯を中々食べられない事に痺れを切らした神楽と共同戦線を張って、勝手に上がり込んでいた馬鹿三人を蹴り出した後、やっと朝飯を食う事に成功した。
何時もなら新八が片付けてくれる使用済みの食器を、俺が洗って神楽が拭いて片付ける。
少し前位から、神楽は新八の手伝いを良くするようになっていたので力の加減を間違えて皿を割ったりはしなかったが、隣で『銀ちゃんが悪いネ、新八いないとつまらないアル』とぶつくさと文句を唱えていた。
俺もつまんねぇっつうの。
でも、偶に位は姉弟水入らずの時間やらねぇとなぁ。

お妙に殺られる。俺が。

まぁ、今回の新八の休みは自己防衛の為が大半だけど、一緒に買物に行くと言った新八が何処となく嬉しそうで楽しそうだったから、嫌だったけど許可を出した。
その代わり明日は一日此処に居るしな。
ぶぅぶぅと、未だ文句を呟く神楽にそう言えば『マダオも偶にはイイ提案するネ。良くやったアル。天パー』と、誉めてんのか貶してんのか・・・って、これはどっちかつうと貶しだよな!?おい!
あー・・・まぁ、とにかくだ。一応、神楽の機嫌は治った。
片付けが終わった後は二人でだらだらして、余り時間を置かずに食った昼飯の後、神楽は定春を連れて遊びに出かけた。
俺は普段通りソファに転がってジャンプを眺めていたけど、妙に静まり返った空間にむっと眉を顰める。
今ある音と言えば、俺の呼吸音と外から微かに聞こえる喧騒。
それから、チクタクと時計が時間を刻む音。
たったそれだけ。
何時もなら、新八がパタパタと忙しなく立てる足音や、ダラダラとする俺を叱る声が聞こえるのになぁと思ってしまう。

やっぱ新八いねぇと駄目だわ。

のそりと起き上がってがりがり頭を掻きながら改めてそう思った。
パチンコにでも行くかと、だらりとした足取りで家を出る。

今度からはあれだ。一日休みとか無し。
長くて半日まで。じゃねぇと調子出ねぇし、神楽は機嫌悪ぃし、楽しくねぇもん。

胸の中で呟きつつ街を歩いていれば、見たくもない黒の隊服が視界の端を掠める。
あぁ、無視無視と変わらぬ歩調で通り過ぎようとしたけど、黒く服の向こうで見知った顔を見つけて足を止めた。
誰であろう、本日新八が休みになった原因のお妙だ。
ってか、お妙が居るなら新八もいんじゃねぇの?
やっぱ銀さんの日頃の行いが良いからねぇ~なんて言いながら、黒服二人が居るのもお構いなしで近付いて声を掛けるとお妙が顔を上げて、嫌々ながらも見慣れた黒服の二人も振り返る。
相変わらず瞳孔全開の目で睨んで来るのをへらりと流して、お妙に顔を向ければ・・・。


「それ、誰?」


まったく見覚えの無い人物が、お妙の背中に隠れていた。
つっても、紫陽花を象った髪飾りを付けた肩ほどの黒髪位しかまともには見えねぇんだけど。


「遠縁の娘さんだそうですぜィ」
「遠縁の・・・?」


どれどれと、顔を覗き込もうとしたらお妙からどす黒いオーラ。
不味い・・・後一歩でも踏み出したら間違いなく殺られる。


「そう言やァ旦那ァ。眼鏡君はどうしたんでさァ?」
「あー?新八なら・・・」


何気なく呟いた名前に、ひくりと揺れた細い肩。
あー・・・なぁるほどね。銀さん全部分かっちゃったよ。


「万事屋に居るに決ってんでしょ」


にたんっと笑ってさらりと嘘。
ニコニコと、笑みを浮かべていたお妙の片眉が、微かに動いた。


「で、家事ばっかやらしてんのかよ。雇い主はフラフラ出歩いてるって言うのに」
「一般市民の血税で生きてる癖に、立ち話に興じてる税金泥棒には言われたくありませ~ん」


呆れたと言うか、棘のある口調で多串君が何か言って来るけど、それはさらりとかわす。
俺の態度が気に入らなかったのか、刀の柄に手を掛ける気配。
おーおー血気盛んだねぇ~。
だから瞳孔が常に全開だっつうの。
さてさて、今回はどうあしらうかと顎を左手で撫でて考えていれば、視界の端ですっと柄に掛かっていた手が下ろされた。
ちろりと視線を向ければ、多串君の視線はお妙の後ろに隠れる姿へ。
あーなるほど、気を使った訳か。


「・・・ちっ、行くぞ。総悟」
「へいへーい。んじゃあ旦那、眼鏡君によろしくでさァ」
「おーしっかり働けよぉ」
「オメェだけには言われたくねぇんだよ!この白髪!!
「白髪じゃねぇつってんだろうが!瞳孔開き過ぎて色の判別もつかなくなってんのかゴルァ!!


普段なら、手なり足なり刀なりが出る所だが、今日は言葉だけの応酬で留めて去って行く二人を見送る。
人の波に、黒の隊服が完全に埋もれた頃・・・俺はにやりと笑いつつ振り返って一言。


「これはどう言う事よ?新ちゃん」


俺の目を誤魔化そうなんて、百年早ぇよ?
ビクンと跳ね上がった肩に、にんまりと更に笑みを深めた。










後書き

次からドタバタが始まるので、ワンクッション(爆)
残り二話位で纏めたい、です・・・il||li _| ̄|○ il||li

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